【参加報告】みんなに役立つ「テスト」を学んでみよう!
DevLove関西さんによる『みんなに役立つ「テスト」を学んでみよう!』に参加してきたのでそのご報告!
まず、会場提供してくださったシナジーマーケティング様ありがとうございます。
水野 昇幸様によるテストとその技術によるお話です。
現在、公開前の資料ということもあり、
あくまで主観的に書いていきますヽ(´ー`)ノ
さて、もしテストをしなかったらどうなる?
1. 運用フェーズになって課題が湧き出てくる
2. 不具合が出現する
3. ユーザーの不満度が増す
4. 1.+2.+3.のコンボで開発側が対処のためデスマーチ
ユーザ、開発、運用みんなが心配で夜も眠れなくなるのでテストはしましょう!
テストのさいに参考になるのがソフトウェア品質モデルです。
代表的なモデルとしてISO 9126というものがあります。
品質モデルはテストの内容に漏れがないかチェックするさいに役立ちます。
例:このテストは回復性を検証している
テストを行うさいは検証と妥当性を意識しておかないと
使いにくいものを一生懸命テストしていたなんてことにも成りかねないので注意!!
で、テストは単体から結合、システムという順で基本的に行っていきますが、
それをテストレベルとして考えていきます。
JSTQBという組織が定義しているので勉強になるかも。
これらを踏まえてテクニカルなものを用いるのですが、
今回紹介があったテスト技法について
・3色ボールペン
赤、青、緑をつかって分析を行っていく(2色でもいいとかなんとか)
赤:重要
青:客観的に重要
緑:主観的コメント
仕様を見ながら重要なところとかツッコミをいれつつ、
テスト計画の初期段階においてテストに必要な情報を洗い出したり、
抜け漏れを見つけるのに役立ちそう。
・同値分割
グルーピングしてその中で代表的な値をテストする
グルーピングと代表値がでるのでレビューもしやすい
・境界値
不具合は境界からということで
同値分割で境界を攻める
・デシジョンテーブル
表です。以上(笑
入力と出力とパターンを表にするので必ず入出力のパターンを考えることになる
レビューもしやすい
・無即組み合わせ及び直交表
パターンが非常に多い時に使えるがよく考えて使わないと
ドツボにハマる
例:ラーメンのトッピングや麺の硬さ
意味のある因子のパターンのみに絞る
トッピング固定して麺(X)とスープ(Y)に絞ると
XとYのパターンでテストする
最後にワークをして終了です。
テストを練習するには「ソフトウェアテスト技法ドリル」という書籍がいいそうです。
(今度買ってみようかなー)