電動義手HACKberryを組み立ててみた。

オープンソースの電動義手HACKberryを今年の夏に組み立てました。
オープンソースなので、私がやったことはHacKBerryのWikiに沿って

  • HACKberryのGithubからデータをダウンロードする
  • 部品を発注する
  • Aruduinoにプログラムの書き込み
  • 部品の組み立て

です。
部品はGithubmにあるBOMを見て自分で発注するか、こちらから注文することができます。
自分はBOMを見てひとつづつ発注しました。

■なぜ電動義手に手を出したか?
今の私は一介のソフトウェアエンジニアです。
手足に不自由を抱えるている訳でも、医療従事者でもハードウェア設計者でもありません。
ただ、これから超高齢化社会が進む中、身体を補助する技術が重要になってきます。
また、身体を補助する技術は高まっており、代表的ものがパラリンピックだと思っています。
最近では、パラリンピックで世界記録が生まれるようになってきました。
義足のジャンパーが世界新記録。五輪に出れるの?

電動義手を組み立ててみようと思ったのは、これから重要になる技術に触れてみたいという好奇心になります。
かといって、ハードウェアを1から設計する技術を持ち合わせていなかったため、
オープンソースであるHACKberryによって私は義手の技術に触れる機会を得ることができました。

■作っていくまでの流れ
細かい作り方はHACKberryのWikiにあるのでざっくりと様子を紹介します。
まず、組み立てる前の部品の写真です。

次に基板の組み立てと配線、プログラムの書き込みを終えると電源を入れて動かすことができます。

最終的に組み立て終わると写真のようになります。

組み立て見て、3Dプリンタの普及によってパーツを作ることやAruduinoや
基板外注サービスで基板を作ることやのハードルが下がっていることを感じました。
設計のスキルがあれば物を手に入れることができる時代と言えます。
ソフトウェアエンジニアの目線でいうと、ハードに手を伸ばすと色々できることが広がりますね。
今回は、設計通りに組み立てるでしたが、次はカスタマイズもしてみたいです。