不適塾:日本からシンギュラリティを起こそう
日本からシンギュラリティを起こそうという講演に参加してきたのでその記録です。
講演者:神戸大学名誉教授 松田卓也教授
◆◆◆◆ 前半 ◆◆◆◆
シンギュラリティ(技術的特異点)とは、人工知能の能力が人類のそれをはるかに超える出来事
超知能の例:
・機械的知能
・機会で知能を強化した人
2045年にシンギュラリティが起こると予想される。
シンギュラリティによる経済の変化
労働(人)が知能にシフトする。シンギュラリティに
適用できる(シフトができる)層(国、企業)と
適用できない層の格差が大きく開く。
生産年齢人口が大きく下がっている日本において、
経済を立て直すにはシンギュラリティへの適用が必要。
斉藤元章
ースパコン開発、液しん冷却とPezyチップを開発
◆◆◆◆ 後半 ◆◆◆◆
・大脳新皮質のマスターアルゴリズム
脳内モデルについて
ー脳は力学系のモデラー
ー観測して力学系モデルを構築
ー少ない情報からモデルを想起する
マスターアルゴリズムのイメージ
上位領野
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Belief=(証拠、観測)+(予測(思い込み))+(時間的予測)
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下位領野
領野(モジュール)を積み重ねていく。
脳はつねに一瞬先を予測している。
サプライズは観測と予測の差が大きい状態。
ディープラーニングは下位から上位の伝達のみ。
科学者が何のために超知能を求めるか
ーAI駆動科学
ー超知能を用いて、宇宙の探求や物理の研究を極める
バーバーのベイジアンの本??
ー著者がネット上で公開している